7月16日
7月16日(月)海の日。小学3年生と中学生は連休3日目。小学5・6年年生は連休4,5日目。文化部に所属している中学生2人は、午前中に練習があったので、朝食後 登校。他の子たちは、明日から学校なので、朝食後 まず宿題チェックと学校の準備をしました。ほとんどの子はちゃんとやってありましたが、終わっていない子やいい加減にしていた子もいたので、やり直す時間をとりました。そして、OKをもらった7人は、川遊びの準備をし車でセンターを出発。30分ほどで隣町の池の島キャンプ場(和知野川)に到着し、着替え、準備体操をしたり、ライフジャケットを着用したり。
売木村を流れる軒川・岩倉川は売木川に合流し、売木川は和知野川に流れ込み、和知野川は天竜川の支流です。注意事項を聞いてから、いざ川遊び!と、毎年遊んでいるスポットに近づいて行くと、陸地や砂浜が水で覆われて見えないくらいの水量! しかも凄い流れ!! 1週間前までの雨量のせいか、水量も流れもとんでもなく、とても川遊びを楽しむというレベルではありませんでした。なので、もう少し上流に移動し、下流側にロープをはって、ちょっとだけ遊ぶことに。水の冷たさに悲鳴をあげながら、川に入ると、押し流されてしまいそうでしたが、順番に流れに身を任せて、川を流れてみました。
一度水に浸かってしまえば意外と平気なようで、流れがそれほどきつくないところで潜ってみたり、ライフジャケットを着用した状態で流れ、岩にぶつかったりしながら、元気に遊んでいた子たちもいました。川の水は透き通っていて大変きれいでしたが、ずっと水の中にいると冷たすぎるので、砂遊びをしたり、温まった岩で休憩したりする子たちも。
川遊び自体はそれほど満喫できなかったかもしれないけれど、暑さを完全に忘れるくらい、小一時間 涼を満喫することはできました! 川からあがり、着替えたり片づけをしたりしていると、ギラギラと容赦なく照りつける太陽が憎たらしいほどの、うだるような暑さでした。12時すぎに帰園。
お昼ごはんを食べた後、全員 食堂に集まり、”お茶碗と箸置き”のお披露目をしました! 4月中旬に売木村陶芸体験工房で作ったものですが、焼きあがりを学園生たちは、3か月もの間、鶴首して待っていたのでした。5月からずっと折に触れて「お茶碗まだかなぁ。」「いつから自分のお茶碗を使えるのかな?」と話題に上っており、最近では、もう1学期の間は自分のお茶碗を使えないのかも・・・と悲観していた子たちも多かったのでした。
逸る気持ちを抑えながら、お茶碗を包んでいた新聞紙を開き、まずは一人でじっくりとご対面。自然に笑みがこぼれる学園生たち・・・。次に、箸置きを配られることになりましたが、3か月ぶりの再会でも自分でこだわって作ったものは、忘れておらず「それ、私の。」「これ、僕の。」と、子どもたち。それから、皆で輪になって、一人ずつお茶碗と箸置きを見せ合っていきました。どちらもハート型にしたいと、陶芸の先生に仕上げてもらった子、
周りから「うまい!」と言われていた子・・・。
焼くと小さくなるとは聞いていたけれど、予想以上に小さくて驚いていた子も。このお茶碗の大きさなら、何度も何度もおかわりしなければ!! 周りにつけた縦線が目を引くお茶碗。
お茶碗も気持ちを込めて作ったけれど、箸置きに凝りまくった子も。独創的なお茶碗&箸置き!!
こちらも、陶芸の先生に「どうしても星型のお茶碗がいい!」とねだって、きれいな星型に整えてもらったもの。自分のお茶碗の出来栄えに、概ね満足そうな子どもたちでした。お披露目した後は、それぞれ丁寧にお茶碗と箸置きを洗って、拭きました。
そして、この日の夕食から、自作のお茶碗・お箸・箸置きを使って食事をすることに。今まで使っていたお茶碗より小さいからなのか、MY茶碗だと食が進むのか、わかりませんが、今までより心なしかごはんをおかわりする姿が目立ちました! 落として割ってしまったり、雑に扱って欠けてしまったりしないよう、大切に使っていきます。
夜には、センターの近くを皆で散歩し、たくさんの蛍を見ることができました! 幻想的で神秘的な蛍の飛翔に、歓声をあげていた子どもたち。中には、捕まえて、手の中で光るのを嬉しそうに観察する子たちも。30分ほどの夜の散歩を終えてセンターに戻ると、玄関ではヒグラシや蛙、蛾、ノコギリクワガタなどがお出迎えしてくれました!
18/07/17