2月25日・26日
25日(土)の午前中は、自由活動をしました。やるべきことが終わった子から、それぞれやりたいことをしに外へ。センターの敷地内で自然のものを使い、秘密基地作りを楽しむ子もいれば、ソリで遊ぶための準備をし「行ってきま～す!」と出かけた子たちも。
まだ雪が残るソリ滑りに最適な某所へ向かった数人は、予想以上に凍ってツルツル状態の坂道にちょっとたじろいだものの、危険すぎないコースを選んで滑りまくっていました!!
これまでに何度か竹で弓を作ったことがある子は、今回は火で炙る作業なども加え完成度の高いものを作り、満足げな表情を見せていました。
中には、やりたいことが見つからず時間だけが過ぎていってしまった子も。午後は、翌日に太鼓で出演する文芸祭のリハーサルのため、ぶなの木へ。舞台を使用できるのは30分だけだったので、失敗したり、音が揃わなかったりしたまま終了し、不安が募りましたが・・・。
夜には、翌日に開催される売木村文芸祭に合わせて、学園生のお家の方たちや修園生が来園。子どもたちは、そわそわしていました。
売木村文芸祭は、25日(土)・26日(日)に、文化交流センター”ぶなの木”で開催。たくさんの展示品は、2日間自由に見ることができました。学園生たちが学校の美術や図工、技術の授業で作ったものや、書写・習字の作品なども展示されており、力作ぞろいでした!
26日(日)午後からは、21団体による芸能発表が行われました。プログラム2番 中学生たちの科学実験 “売木サイエンスイリュージョン” 静電気実験では会場の多く人にビリビリ感が伝わり、大盛り上がりでした!!
小学生たちの”歌のホット宅配便”は、連学年での合唱。3・4年生は、歌う子とリコーダー・木琴・小太鼓で伴奏をする子が入れかわりながら、『冬の歌』を披露。
5・6年生は、『ビリーブ』を熱唱していました。
プログラム8番では、学園生のKaさんとYkさんが村のお友だちと一緒に有志発表を。昨秋からテレビで放映されていたドラマのエンディングで出演者が披露していた”恋ダンス”。センターではあまり見せることのない?かわいらしいダンス姿を披露。
プログラムはどんどん進み、売木子ども太鼓の出番がやってきました。学園生8名と地元の子たち6名の14名で、セッティングをし、1曲目の”豊年太鼓”を打ちました。
地打ちの音をよく聞いて、しっかりと合わせ、大きな掛け声を出すこともできました!
2曲目は、”楽”。太鼓の指導をしてくださっている藍羽さんが作曲され、日本全国・アメリカなどでも演奏されている、打って楽しい太鼓です。
うるぎ山の橅鳴太鼓の皆さんと共演し、楽しく、笑顔で元気いっぱいに演奏することを心がけ、会場の雰囲気を盛り上げることができました!
最後は、子どもたちだけで”三宅島神着木遣太鼓”を演奏。
これまで練習してきたことを意識し、腰を低く落とした姿勢のまま、気合いを込めて打ち抜きました。前日のリハーサルとは打って変わり、本番に強い子どもたちでした!! 藍羽さんにも、とても褒めていただきました。
休憩後、後半の部。学園生たちは、自分の出番でない時には、展示作品を見に行ったり、村の人や学校の先生方の演奏や合唱を聴いたり。踊りを披露する受け入れ農家の母さんの姿を熱心に見ていた子もいました。
プログラム19番では、学園生のKyさんが村のお友だち数名と一緒に有志発表。”GRAVITIC-LOVE”という曲に合わせて、かっこいいダンスを見せていました。
そして、トリは夢クラブの皆さんによる”ＰＰＡＰ” 例年通り、期待を裏切らない楽しいステージで、舞台に上げられた学園長や農家の父さんたちも、ピコ太郎風サングラスやストールを身にまとい、歌い踊っていました!!
芸能発表の全てが終了し、閉会式の後、学園生たちは展示品の片づけをし、今年度最後の農家入りをしました。
17/02/27