売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

8月27日

2017-8-27 (1).jpg2017-8-27 (2).jpg8月27日(日)は、9時前から畑へ。学園生たちが夏休みの間、短期留学の子たちがビニールハウス内の水やりや収穫などをしてくれていたものの、手入れが行き届いた畑とは言えない状態になっていました。まず、8月の2週目に襲来した台風の影響で倒れかけたままになっていた”とうもろこし”の収穫から。ぽきっと折ってかごに入れていきました。枝豆を根ごと引き抜いたり、いんげんやミニトマト・きゅうり・ズッキーニをとったりもしました。
それから、一旦 センターに持ち帰り、とうもろこしの皮を剥いたり枝豆を外したり、ヤギのえさになりそうな部分をヤギにやったり。案の定、とうもろこしは収穫時期が遅かったらしく乾燥していましたが・・・。
2017-8-27 (3).jpg2017-8-27 (4).jpg畑でとれた野菜を厨房に運んだら、次に、りんごに貼るシール書きをしました。りんご作業については、今年度 ほとんど体験できておらず、ひとつ前の作業である 7月下旬の”袋かけ”も農園主さんがやってくださったのでした。”袋かけ”は必須の作業ではないのですが、遊び心で、文字やイラスト入りりんごを作るための工程のひとつ。農園主さんの、学園生たちを楽しませる計らいです。7月下旬頃からりんごを色づかせないように袋で日の光を遮断。1か月ほど経ち、りんごがある程度の大きさになったら袋を外し、黒マジックで書いたシールを貼ります。収穫時にそのシールを剥がすと、赤く色づいたりんごに、黒色で書いた部分は色づいておらず、浮きあがるというもの。学園生たちは「何て書こう?」と少し考えてから、できあがりを想像しながら思い思いに書いていました。毎年必ず”毒りんご”と書く子がいるものですが、今年もいました! 自分の名前を書いたり、りんごの絵を描いたりする子たちもいれば、なぜか”青魚”とか”アンパンマン”と書いた子も。
そして、一人2枚、黒マジックで書いた透明なシールを持ち、車に乗って南一地区にあるりんご農園へ。”つがる”の木の所へ行くと、直径7~8cmくらいの実が生っていました。農園主さんがかけておいてくださった袋を外すと、きれいな黄緑色をしたりんごが!! そのりんごの肩の辺りに、しわにならないようシールを1枚貼りました。一人2つ、実を落とさないよう丁寧に作業。あと2~3週間したら、つがるの収穫です! 文字や絵入りりんごがうまくできるよう願いながら、りんご園を後にしました。
2017-8-27 (5).jpg2017-8-27 (6).jpg10時半過ぎからは、畑作業に戻りました。夏の間に、雑草だらけになってしまった畑の草取り。またか・・・なんていうため息が聞こえてきそうでしたが、意を決して草とりを始めた学園生たち。無心になってひたすら雑草を抜き続ける子たちもいれば、すぐにさぼったり土いじりをしたりしているだけの子たちもいました。水分補給をしたり、ブルーベリーをつまんだりする休憩を挟みながら、お昼まで頑張りました!
草取りをしたところは、目に見えてきれいに。お昼ごはんには、午前中に収穫した枝豆や夏野菜を食べ、午後に備えました。
2017-8-27 (7).jpg2017-8-27 (8).jpg「もっと休憩してからにしようよ!」という声もありましたが、午後2時から畑の草取り再開。相変わらず座り込んでいるだけで手を動かさず、注意されてばかりいる子たちもいれば、ちゃんと手を動かし非常にきれいに草を抜き続けられる子たちも。ただどの子も、無駄口をきくことなく作業をしていました。畑全体の雑草を抜いてきれいにすることはできませんでしたが、午後4時を過ぎたので、秋冬野菜の種まきをするための準備に移行。草取りをしてきれいになったところを鍬で耕し、畝を立てることに。葉ものやカブの種をまく予定なので、二人一組になり平鍬を使い、それほど高くない平畝を6本作りました。これまでに何度かやったことがあるので、上手にできました!
マルチシートも被せましたが、皆で協力し、ピンとはって周りを土で押さえることができました。5時半近くになってしまったので、種まきはできませんでしたが、一日 畑作業を頑張った学園生たちでした。

17/08/29

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