5月1日
6泊の農家生活を体験し、5月1日(土)、留学生たちはセンター入り。11時30分頃 センターに到着するよう、逆算して各農家さん宅を出発し、歩いてきました。農家さんが衣類や靴などの荷物を届けてくださると、5月10日までのセンター生活がスムーズに送れるよう、それぞれ片づけ。初めての農家生活は、どの子も楽しかったようで「センターよりも楽しかった! センター活動と農家活動の日数が逆だったらいいのに。」と話す子もいました。
片づけが一段落し、お昼ごはんを食べた後には、釣竿用の竹を各自一本ずつ探しに行きました。いつ雨が降り出すかわからない天気だったので、レインスーツを着用し、まずは2人の学園生がお世話になっている農家さんが所有する竹林へ。どういう竹を竿にすればよいのか、渓流釣りをしたことがない子にはわからないようでしたが、指導員や継続生に「これはどう?」「これでいいかな?」と聞きまくっていました。
細くて長い、できるだけ真っ直ぐな竹を見つけたら、のこぎりでカット。直径2cmほどの竹は、瞬く間に切れました! 中には、細いものを探しまわり切ったものの、竹ではなく笹を選んでいて、結局 竹を切り直した子も。
その竹林で、これだというものを見つけられなかった数人は別の竹林へ行ってみることに。イバラに行く手を阻まれながら、足場の悪い竹林へ入っていき、釣竿にしたいと思える竹を真剣に吟味。
どれにするかを決めたら、各自 のこぎりで切りました。
どうにか切り出した竹を、持ったり引きずったりしながらセンターへ。
雨がぽつりぽつりと降り出してきましたが、レインスーツを着ているので引き続き、枝打ち作業に取りかかる子どもたち。竹箸作りをした時に、竹の枝打ちの方法を見て覚えたので、それぞれ自分で切り出してきた細い竹の枝打ちに挑戦。
節から出ている枝の付け根に、なたや棒などで一撃を加え、すぱっと取り払える気持ちよさを味わえた子もいれば、コツを掴んだ子に助けてもらったり教えてもらったりして何とかできた子も。
長すぎる竹をのこぎりで適当な長さに切り、記名したら、センターの軒下に置き、日陰干しして乾燥させることに。1か月ほどしたら、マイ竿で渓流釣りを体験する予定です!
21/05/09