33期最後の休日
3月13日(日)は、修園のつどいを数日後に控えた33期最後の休日でした。修園のつどいの準備は滞っていますが、やることはもりだくさん。
まず、家に持ち帰る荷物をできるだけまとめる作業をしました。まだ数日あるので使うものは箱やかばんに詰めなくてよいのですが、何もかも詰め込んでしまった子も!それから、ざっと部屋の掃除を。
そして、1年間お世話になった感謝の気持ちを込めて、センター内外の大掃除をしました。予定より開始が遅くなったので、午前中約2時間と、午後の2時間半ほどを費やし、普段 掃除していない所や手が行き届いていない箇所を中心に作業することに。やぎ小屋、大部屋、洗濯場、学習室などが午前中にきれいになりました。しかし、お昼前には下駄箱を退かして掃除していた玄関で、ガラスを割ってしまうアクシデント発生!幸い怪我などはありませんでしたが、大掃除のはずが逆にガラスの破片が散らかり大事になってしまったのでした。午後からは、洗車や車内の掃除、汚れている窓拭き、各部屋の畳拭きなどに着手。暖かくて、さくさく進めていくことができました。ただ、時間とともにだれて、遊びだしてしまう子も・・・。厨房は、一日かけて、ガスコンロの油汚れを落としたり、いろいろなところを磨いたり、整理整頓したりし、随分きれいになりました。
センター全てを一日で大掃除することは不可能なので、この日は数時間でできる内容に絞っており、皆そろそろ終わりそうな頃、学習室は大変なことになっていました!本棚に入った本の整頓をし始めたものの、収拾がつかなくなり、最後は数人がかりで・・・。
あまり労働を厭わずに、皆で力を合わせて、最後の大掃除をすることができました。
「山の神の餅投げ(餅まき)をするから、山留生たちもおいで。」と、午後2時前に岩倉地区の方から連絡をいただきました。大掃除を一時中断し急いで、地区の方々が集まっている場所に行くと、子どもたちの到着を待ってくださっていたかのようなタイミングで、餅投げが始まりました!
嬉しそうに、たくさん拾いまくる山留生たち。どんどんお餅は投げられ、あっという間に終了し、解散。一瞬の出来事でした。せっかく拾ったお餅を山留生たちに渡してくださる親切なおばあさんもいらして、さらにたくさんのお餅をセンターへ持ち帰ることに。地域の行事に参加させていただき、人の温かさにも触れられたひとこまでした。
この日の夕食のメインディッシュは、ビッグなビーフステーキ!副菜は、温野菜とフライドポテト。普段は時間にルーズな子が多いものの、ステーキが冷めないうちに食べたい一心で、さっと集合し、てきぱきと配膳をしていました。
「いただきま~す!」ナイフとフォークを使っての食事が始まりました。ステーキを切って、口に運ぶと、「うまいっ!」と満面の笑みを浮かべた子どもたち。実は、この豪華な食事をいただけたのは、学園保護者会からのご寄付のおかげです。お家の方に感謝しながらおいしくいただき、食べ終わる頃には「もうしばらく、肉はいいや・・・。」と言う子もいたくらい、満足な様子でした。保護者の皆様、どうもありがとうございました!
そして、いつもの掃除をした後には、3学期のお誕生会が開かれました!主役は、3月18日 修園のつどいの日に12歳の誕生日を迎えるHuさん。皆 着席したら、フェイクケーキが登場。Happy birthday to youの歌の後、一息に火を吹き消し、拍手とともに「おめでとう!」と祝福され、ニコニコ顔のHuさんでした。
ジュースで乾杯した後、Huさんの大好物であるバナナをふんだんに挟み、たっぷりの生クリームでデコレーションされた3段のパンケーキ2つを切り分けて、皆で食べました。その他、バナナ入りの丸いドーナツや、チョコケーキ・スナック菓子・干しいもなども。ケーキとドーナツは、Heさんをはじめとする数人の有志の手作り。夕食のご馳走で満腹だったにもかかわらず、食べて食べて食べまくる子どもたちでした。この後、皆で遊ぶ予定だったのですが、やるべきことが終わっていない子が多く、誕生会の開始が遅れたため、時間が少なくなっていました。それでも、どうしても肝試しだけはやりたいとのことで(怖がりのHuさんは激しく拒んだのですが)、センター内で一度だけ実施することに。それぞれ考えて、隠れたり、驚かしたり。おっかなびっくり暗い廊下を進むHuさんの、予想以上の怖がり方や、驚きのあまり吹っ飛び転ぶリアクションがおかしすぎて、皆で大笑いしました!主役には十二分に楽しんでもらえた様で、趣向を凝らした皆からのプレゼント?となりました。 最後に、Huさんからひとことあり、誕生会はお開きに。
この後、就寝時間となりましたが、興奮状態で、すぐには眠れなかった子もいた様です。皆で過ごすのもあと5日・・・。
16/03/14